結論
追加費用なしでZwiftを始めることは可能だった。
私のローラー台環境は2万円弱で購入した固定ローラー(ELITE NOVO FORCE)に、知人から譲ってもらったロードバイクをのせて使っている。ぶっちゃけフレームサイズが小さくて漕ぎにくいが格安だったから不満なし。
そこに5千円弱の中華製スピードケイデンスセンサー(Posma BCB20)、サイコンは1万円程度のBryton(RIDER 310)をセット。
退屈しないように壁に取り付けたテレビ(Panasonicの19型)で録りためた映画を見ながらひたすら漕ぐというのが今までのスタイルだった。
Zwiftには以前から興味はあったが、「どうせお高いスマートトレーナーが必要なんでしょう?」という感じで、"Zwift=セレブ”だとばかり思っていた。
しかしよくよく調べてみると、センサーがBluetoothにさえ対応していれば自分の環境でもすぐにZwift民になれることが分かった。
幸い私の安物中華センサーもBluetooth対応 ▶ ▶ ▶ 25kmまでは無料で走れるらしいのですぐにZwiftアカウント作成。
しかし、ここからが少しだけ難儀。
スマホでできるということで、私のiPhoneから使わないまま転がしていた初代Chromecastを使ってテレビに映そうとやってみたものの………画質は悪いは2,3秒遅延するはで、使用に耐えられない。どうやらAndroidならスムーズにできるらしいが持ってない。困った。
iPhoneのライトニング端子からテレビのHDMI端子に接続するケーブルも3千円ほどで売っているらしいが、わざわざこれだけのためにそんなケーブルは買いたくない。
けど私のZwift熱は既に高くなっている。
そこで目をつけたのが同じ部屋で使用しているMac mini、これには映像出力端子が2つ付いているのは知っていたから少し調べてみたら、同じ画面を2つのモニターに表示できるミラーリング機能があることが分かった。
そこからは早かった。HDMIケーブルをMacからテレビにつなげてミラーリングの設定さえしてやればすぐ同じ画面が映った。
あとは、センサーの接続とローラー台の設定。
接続は、ログイン後にこの画面が自動で出るから、ペダルを回せば信号が飛んで登録される。出なかったら「検索」ボタンを押せば選択画面が出てくるから選ぶ。
続いてローラー台の設定。
私のELITE NOVO FORCEを選択、「3」と表示されているので、8段階の負荷調整のダイヤルを「3」に設定。ではなく、一番負荷が軽い位置から「3つ目」に設定。(紛らわしい)
以上で終了。
あとは好きにレースなりワークアウトなりライドなりZwiftするだけ。
スマートトレーナーのようにZwift内の勾配の変化で自動で負荷が変わることはないが、今までのローラー環境から余分な出費なしでZwiftを開始することができた。